【Carlo Gavazziアプリケーション事例】ガラス検出における課題とソリューション:CA12静電容量センサー
2025.02.10
製品情報
コンベアベルトで搬送されるガラス製品の検出は、製造現場において重要な課題です。特に、金属コーティングされたガラスの検出は、従来の光電センサーでは安定した検出が難しい場合があります。
顧客の課題
コンベアベルト上の金属コーティングされたガラスの検出において、以下の課題がありました。
1. ガラスに金属コーティングが施されているため、小さな金属片が含まれている可能性がある。
2. 金属コーティングは非常に薄いため、誘導センサーでは検出できない。
3. 従来の光電センサーでは、安定した検出が難しい。
Carlo Gavazziのソリューション
Carlo Gavazziは、これらの課題を解決するために、CA12静電容量センサーを提供しました。
◎静電容量センサーによる確実な検出: 金属化されたガラスは静電容量センサーで簡単に検出できます。
◎小型M12センサーによる高精度な位置決め: 感知エッジが小さいM12センサーを使用することで、ガラスの位置精度が向上します。
◎IO-Linkによる柔軟な機能設定: IO-Link環境でセンサーを実行することで、ガラスの位置に応じて0~10,000単位の値が表示されます。また、感度、タイマー、ロジック機能などを簡単にカスタマイズできます。
メリット
◎安定した検出: 静電容量センサーを使用することで、光電センサーを使用する場合よりもはるかに安定した検出が保証されます。
◎予防保全: IO-Linkエドでは、実行品質・ライフサイクル品質、温度情報などの予測メンテナンス機能により、重大なダウンタイムを回避できます。
◎容易な機能カスタマイズ: IO-Linkを介して、センサーをさまざまな機能に設定できます。
結論
Carlo GavazziのCA12静電容量センサーは、金属コーティングされたガラスの検出において、安定性、高精度、柔軟性を提供します。IO-Link対応により、予防保全や容易な機能カスタマイズも実現し、製造現場の効率化に貢献します。
八洲産業:Carlo Gavazziの日本唯一の正規代理店
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